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指圧でぐいぐい

慢性になる前に、定期的なマッサージや指圧に行くと体がずいぶん楽になります。痛きもちいい~!が人気のリフレフソロジーも指圧の一種です。絶叫系の足ツボも指圧の仲間です。足裏ツボのマッサージなんて本当に聞くの?と思うかもしれませんが、施術者の技にも違いますがかなり効きます。私自身もおどきました。そして「ぎゃー!!痛い!!!!」というツボは、体の疲労がたまっているツボになっていて、痛くなく気持ちが良いと感じる部分は問題ない箇所だと説明を受けました。押す力がちがうから痛みが違うのでは?!とも思いましたが、指圧している力は同じだそうです。ツボを指圧することで、本来人間の身体に備わっている自然治癒力の働きを促進させる目的が「指圧」になっています。

指圧の歴史

指圧の原点は手当てにはじまります。日本では、昔から様々な手当て「手技療法」が営まれてきました。

明治以降になってから、アメリカの3大手技と呼ばれるカイロプラクティック、オステオパシー、スポンジロセラピーが次々に流入してきました。日本には古来から伝わる様々な手技に加えて、伝統中国医学が伝来した按摩(あんま)や中国3000年の歴史を持つ導引按蹻(あんきょうどういんじゅつ)、なども融合された結果、一時は300種以上の多種多様な手技が療養術として混在していましたが、大正9年(1920年)頃には既に現在の指圧療法の原型になる「指圧」が浪越徳治郎さんによって確立されていたとされています。

太平洋戦争で日本が連合軍に敗戦した後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の指導によってほとんどの療術が禁止されましたが、昭和30年(1955年)8月に「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」のあん摩があん摩(マッサージ、指圧を含む)と変更されて、指圧が法律上で初めて認められることになりました。しかしその法律の名称があくまで独立した手技として認められていなかったため、「指圧はあんまに非ず」のスローガンの下で、日本指圧協会、東京指圧師会などの指圧師団体が立ち上がり、昭和39年(1964年)6月、遂に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師等に関する法律」と並立名称に変更されました。

SHIATSU

はじめて指圧という名称そのものが使われた年代については多少の異説はありますが、現在の指圧療法を体系付け確立したのは昭和15年(1940年)に、現在の日本指圧専門学校浪越学園の前身の指圧学院を設立した浪越徳治郎さんです。浪越徳治郎さんは、わずか7歳の時に多発性関節リウマチで苦しむ母を救いたい一心から、母指と手掌による押圧中心の手技を独自に会得して、最初は圧迫療法、後に指圧療法と名付けました。

その後は、新婚旅行で日本に来日したマリリン・モンローが、胃痙攣で体調を崩してしまったときに、マリリン・モンローに素手で触って指圧した唯一の日本人でもあります。そのほかにも、モハメド・アリ、吉田茂首相をはじめとした歴代の総理大臣、A級戦犯を裁いた東京裁判のジョセフ・キーナン首席検事など、国内外の著名人を治療したことによって、日本だけではなく全世界に指圧(SHIATSU)を普及させました。そして、彼の設立した日本指圧専門学校は、中国伝来の経絡理論を初めて指圧に取り入れて経絡指圧を確立した井沢正をはじめ、海外では禅指圧(Zen Shiatsu)と呼ばれて欧米を中心に普及している増永式の増永静人、念仏を取り入れて精神統一を図るタオ指圧(Tao Shiatsu)の遠藤喨及、指圧のツボを経絡経穴に当てはめ解剖学生理学的に解明したツボ指圧(TSUBO SHIATSU)Tsubo Shiatsuの池永清など国の内外で活躍する多くの卒業生が輩出しています。

現在、指圧は英語名でもそのままSHIATSUと訳されていて、日本の独特の手技療法として世界中に普及してきています。

指圧の原則

「指圧の心は母心」押せば命の泉湧くと、指圧の格言として浪越徳治郎さんが言っていましたが、指圧をする時には原則があるそうです。

それは【垂直の原則】【持続の原則】【集中の原則】の3つの原則です

(1)垂直の原則
皮膚面に対して垂直に加圧していくことで皮膚面を擦過することによる圧痛をださず、無駄な力の分散を防ぐ。
(2)持続の原則
一定強度に押圧した圧を緩めずにそのまま一定時間持続する。押圧の持続により圧が深部まで届き、圧の持続時間により興奮目的や鎮静目的など目的を変化させることが出来る。
(3)集中の原則
施術者が精神を集中させて行う。それにより不注意による事故を防ぐ。また、患者の意識や状態を集中して感じ取ることで適切な治療を行うことが出来る。

指圧の特徴

指圧は、指と手掌だけを使って施術するところに指圧の神髄とも言われています。そして指圧は、診断⇒即治療といわれています。これは、優れた感覚器の手掌と親指を使って施術することによって、体表のコリの位置や状態からその症状を見極めそのまま治療につながるという意味になっていて、指圧療法独自の妙味とされています。つまり、指圧療法が、現代医学や東洋医学即ち鍼灸や漢方生薬の中国医療と決定的に違うのは、この診断即治療の神髄により事前の診断がなくとも手指のみによる施術によって症状の緩和が期待出来る処にあります。