転倒経験者は仙骨がゆがんでいる可能性大
事故や転倒などで仙骨を強く打つと、仙骨はゆがみ、弾力性が失われてしまいます。その結果、外からの衝撃がダイレクトに背骨に伝わり、腰痛や背中の痛み、頭痛などの原因になることが多くなります。
ゆがんだ仙骨を正常な状態に戻すためにおすすめしたいのが、ゴルフボール動作です。2つのゴルフボールで仙骨に圧力を与えることで仙骨の弾力性を回復させる、だれでもできる簡単な動作です。これを毎日1回ずつ行えば、仙骨のゆがみは改善され、腰痛や背中の痛み、頭痛などの不快症状が解消するでしょう。
(和楽治療院院長 留目昌明)
ゴルフボール動作のやりかた
【用意するもの】ゴルフボール2つ、座布団
(1)腰仙関節(腰椎と仙骨第1孔の間)
(2)仙骨第2孔
(3)仙骨第3孔
背骨の中央から左右に、指の太さ2~3本の位置で、気持ちよい場所を選べばOK。
(1)畳やじゅうたんの上に、自分があおむけになれるようにタオルを縦に敷く。ゴルフボールは、あおむけに寝たときに、仙骨第1孔、仙骨第2孔、仙骨第3孔のいずれかの場所に当たるよう、左右対称におく。※仙骨の中央から左右に、指の太さ2~3本の位置で気持ちよい場所を選べばOK。
(2)ボールを仙骨に当てたら、膝を伸ばしてそのまま10分間当てておく。
撮影/森安照 スタイリング/澁谷美穂 ヘア&メイク/日高伸好
モデル/神成あゆみ 嵜山孔美子 衣装協力/ROXY