10年間以上腰痛で悩まされている35歳男性です。
10年前から年に1回以上はぎっくり腰になり、
寝たきりになることが良くあり、治っても慢性的な腰痛に悩まされていました。
今はかなり悪化し、腰痛+右の痺れと痛みが激しくなり、100メートル歩くのに5回は立ち止まって痛みをこらえて歩いています。
どうすれば良いでしょうか?本当にこれを治したいのですが、アドバイスをお願い致します。
治療は受けていますが、本当に改善されず困っています。直近の治療の経緯は以下の通りです。
今年5月
腰痛+右のお尻~くるぶしまでの痺れと痛みが激しくなり、
整形外科へ。椎間板ヘルニアと診断。
5月~7月
整形外科で最初の1週間は低周波治療、腰の痛みは最初に比較して5割程度となり、牽引治療+マッサージを3カ月行いました。
しかし、右のお尻~くるぶしまでの痺れと痛みが良くならず、整形外科に行くのを辞めた。
7月下旬
知人の紹介で「オステオパシー」を受けた。次の日、痛みが余計に出て、2日間寝たきりに。
8月
知人の紹介で接骨院に。3日間、かなり痛いマッサージを受け、余計に右のお尻~くるぶしまでの痺れと痛みが出てしまった。
さらに、私の素人判断で、家庭で出来るものとして、「マッケンジー体操」と「エゴスキュー」という体操をためして毎日やっていますが、痛みは解消されず、その体操も続けるべきか悩んでいます。
本当に、今は何をすれば良いかわからず、知人の勧め(素人判断)でいろいろ試していますが、どうか、まずは、私はどんなことをしなければならないか、アドバイスをください。
また、痛くない左足ですが、5月頃から左のひざから「ポキポキ」音が鳴るようになり、左足の外側(小指の付け根からくるぶしへ5cmほどのところ)に大きなタコができています。これも関係あるのでしょうか?
元気35歳さん、こんにちは
随分ご苦労なさっているようですね。
痛み痺れの原因ですが、筋肉の緊張ということで間違いないと思います。
問題はなぜ、筋肉が緊張してしまっているのか?ということと、どうしてほぐれていかないのかということになると思います。
腰痛が慢性的になる場合ですが、仙腸関節の機能異常ということがまず第一にあります。その辺の話はオステオパシーでも説明があったかと思いますので、ここで詳しくは書きませんが、仙腸関節の機能異常がある場合周囲の筋肉は緊張し続けてしまいます。
さらに、腰痛が慢性的になっている場合には、筋肉が緊張したまま硬くなってしまっているということが考えられます。
この状態で関節の運動だけを良くしようとすると周囲の筋緊張はそのままですので、痛みを余計強く感じるようになるということが起きてくると思われます。
ではどうすれば良いのかというと骨格的な問題と筋肉の問題を両方同時に整える必要があります。
そのための有効な手段として、軸回旋伸長法というのをオススメしています。具体的な方法などはホームページをご覧ください。
http://sky.geocities.jp/bright_star_maker/jikukaisen/index.html
僕のところでは操体法を使って施術をしています。操体法は自力運動を使い、身体の治る動きをしてもらうことでバランスを取り、結果痛みなどが消えていくというものです。もしお近くに操体法を実施しているところがあったら一度訪れてみてはいかがでしょうか?
その他の体操についてですが、やり方しだいで毒にも薬にもなります。軸回旋伸長法にしても同じことです。なので、なるべくなら直接に指導を受けるようになさってください。
間違いのない取り組み方としては、その時々に身体が心地良く感じるものを心地良いだけ行うようにしてください。ラジオ体操でもマッケンジー体操でもヨガでも軸回旋伸長法でも同じことです。
身体が治っていくときは心地が良い。
これは大事なポイントです。
また、操体法では息・食・動・想といって、生き方の全般を整える必要性を説いています。
食についてちょっと書くと、肉食は筋肉を硬くします。食べすぎも同様です。米、小麦、砂糖など精白荒さているものも身体を硬くします。
新鮮な生野菜を良く摂るようにし、腹6分目くらいを心得るようにすると自然治癒力が高まります。
ざっくりと書きましたが参考になるようでしたらご参考にされてください。
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お役に立てますように。